季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■暑気中り(しょきあたり)

暑さ負け(あつさまけ)・暑さ中り(あつさあたり)

連日の暑さと食欲不振が続くと、体力も落ちてきますので、暑気中りにかかりやすくなります。
体に熱がこもり、目まいがし、食欲も一層落ちるので夏痩せしてきます。
「中る」は暑気中り、水中りのように、体に害の及ぶことを指します。
銭湯での会話から庶民生活を描いた式亭三馬の『浮世風呂』には、「五つ月過ぎれば何をたべてもあたりは到さぬけれど、鱝などは決しておあげなさいますな。お乳に障りますよ」の、お節介な忠告を収めています。


季語のページへ戻る