季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■旱(ひでり)

旱魃(かんばつ)・夏旱(なつひでり)・旱続き(ひでりつづき)・大旱(たいかん)・旱空(ひでりぞら)・旱天(かんてん)・旱年(ひでりどし)・旱草(ひでりぐさ)・旱畑(ひでりばた)・旱雲(ひでりぐも)

真夏の旱は、作物、とくに稲の出来に大きくかかわってきます。
池も小川も井戸も涸れ、田の面にはひびが入り、稲の開花に影響が出ます。
そんな時人々は、神仏に雨乞いの祈願をします。
旱魃の「魃」は旱の神ですから、旱を神格化しながら、人々は畏敬の念を寄せていたことになります。
雑ぜ返すようですが、「男ひでり」「女ひでり」のように、あるべきものが不足している場合にも旱を使います。


季語のページへ戻る