季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■星合(ほしあい)

星迎(ほしむかえ)・星逢う夜(ほしあうよ)・星の契(ほしのちぎり)・星の恋(ほしのこい)・星の妹背(ほしのいもせ)・星の別れ(ほしのわかれ)・石枕(いしまくら)・星合の空(ほしあいのそら)・年の渡(としのわたり)・紅葉の橋(もみじのはし)

天の川を隔てて牽牛星(鷲座のアルタイル星)と織女星(琴座のヴェガ星)の二星に恋の伝説が生まれたのは、中国の後漢(25年~220年)以降のことですが、陰暦の七月七日に両星が最も接近するところから伝説に発展したものです。
この伝説の日本への渡来は天平勝宝七年(755年)ですが、『万葉集』には七夕の歌が123首も入集していますから、二星の恋物語がいかに万葉人に好まれたかが分かります。
石枕や年の渡、紅葉の橋と言った季語は、その歌の中で創作されたものです。


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