季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■盛夏(せいか)

真夏(まなつ)・夏旺ん(なつさかん)

梅雨が明けると、いっぺんに真夏がやってきます。
気温30度以上の真夏日が、東京近辺では40~50日も続き、加えて特有の湿度の高い日が続きますから、夏の嫌いな人には耐えられない季節です。
大暑は陽暦の七月二十三日、二十四日ごろで、この時期の気温が最も高いと思われがちですが、本当は、大暑から2~3週間が一番高いのですから、暦ではそろそろ秋です。
とはいえ盛夏の語感は、梅雨の陰から夏の陽に切り替わった喜びの方にあるのかもしれません。


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