季語について


九月の季語

白露
(はくろ)
仲秋
(ちゅうしゅう)
二百十日
(にひゃくとおか)
風の盆
(かぜのぼん)
秋の空
(あきのそら)
秋高し
(あきたかし)
秋気
(しゅうき)
爽やか
(さわやか)
野分
(のわき)
鮭颪
(さけおろし)
二百二十日
(にひゃくはつか)
秋彼岸
(あきひがん)
竹の春
(たけのはる)
秋分
(しゅうぶん)
冷やか
(ひややか)
桐一葉
(きりひとは)
秋時雨
(あきしぐれ)
露の玉
(つゆのたま)
水澄む
(みずすむ)
名月
(めいげつ)
宵闇
(よいやみ)
月代
(つきしろ)
雨月
(うげつ)
秋の七草
(あきのななくさ)

(はぎ)
虫の音
(むしのね)
庭木刈る
(にわきかる)
薬掘る
(くすりほる)
竹伐る
(たけきる)
扇置く
(おおぎおく)
後の更衣
(のちのころもがえ)
重陽
(ちょうよう)
秋茄子
(あきなす)
青蜜柑
(あおみかん)

■二百二十日(にひゃくはつか)

立春の日から220日目が二百二十日です。
この二百二十日と、10日前の二百十日の頃は、台風が日本本土に最も接近する時分で、ちょうど稲の開花にぶつかり警戒されていました。
今より田植えが遅かった時代は、二百十日が早稲の、二百二十日が中稲(なかて)の、更に二百三十日が晩稲(おくて)の開花時ですから、この厄日は稲の開花日と見事に合致します。
「二百十日の荒れは二百二十日に持ち越す」の言い伝えは、二百十日に来る台風は大被害をもたらすとの譬え(たとえ)です。


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