季語について


五月の季語

清和
(せいわ)
風薫る
(かぜかおる)
葉桜
(はざくら)
八十八夜
(はちじゅはちや)
新茶
(しんちゃ)
新樹
(しんじゅ)
若緑
(わかみどり)
新緑
(しんりょく)
端午
(たんご)
菖蒲葺く
(しょうぶふく)

(ふじ)
立夏
(りっか)
夏めく
(なつめく)
卯の花腐し
(うのはなくたし)
麦の秋
(むぎのあき)
小満
(しょうまん)
青嵐
(あおあらし)
万緑
(ばんりょく)
時鳥
(ほととぎす)
あやめ 薔薇
(ばら)
沙羅の花
(しゃらのはな)
田植
(たうえ)
早乙女
(さおとめ)
麦刈
(むぎかり)
上簇
(じょうぞく)
更衣
(ころもがえ)
生布
(きぬの)
蚕豆
(そらまめ)
初鰹
(はつがつお)

■蚕豆(そらまめ)

はじき豆(はじきまめ)

豆の中では一番早く出回り、あっという間に季節を終えます。
筍と同じように、九州から順に“走り”が北上して来ますので、今では比較的長く食卓に上がります。
蚕豆の字は、豆の莢(さや)がさなぎになる前の蚕に似ているからですが、時々、飲み屋のメニューに天豆や空豆の当て字を見るとうれしくなります。
東京の浅草の三社祭(さんじゃまつり)や神田祭のころを最後に、八百屋の店先から姿を消し、代わって枝豆の季節となります。


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