季語について


季語について

季語や二十四節気についての説明は歳時記に記載されています。
季語についての知識を学ぶために歳時記は俳人、俳句愛好家にとっては心携の書です。
しかし和歌、俳句を嗜まない人にとっても季語は日本という自然風土、歴史、伝統、習慣、文化などの認識を深め地球環境、自然保護を考える時に役立ちます。

また、私たち日本人が自己のアイデンティティや伝統的感性を確認する意味でも季語は重要です。
”人と人、人と自然のコミュニケーション”がこれからの時代の重要なコンセプトと考え、その啓蒙活動をするNPOPTPLでは、二十四節気と季語をとても大切なひとつと考えています。

※歳時記(岩波書店、広辞苑より)
①一年のうち、そのおりおりの自然、人事百般の事を記した書。
②俳諧で季語を分類して解説や例句をつけた書。
※季語(岩波書店、広辞苑より)
連歌、連句、俳句で、句の季節を示すために、よみこむように特に定められた語。季の詞(ことば)。季題。

【出典】
①”季語語源成り立ち辞典” 著者:榎本好宏、発行所:株式会社 平凡社
②”別冊太陽”日本を楽しむ暮らしの歳時記” 春夏秋冬号(全4巻)
発行所:株式会社 平凡社

●春
旧暦(太陰太陽暦)では立春(二月四日頃)から、立夏の前日(五月五日頃)までを春といいます。
現行の新暦(太陽暦)では三月から五月までを春としています。
2月:春の季語
3月:春の季語
4月:春の季語
5月:春の季語
●夏
旧暦では立夏(五月六日頃)から立秋の前日(八月七日頃)までを夏といいます。
新暦では六月から八月までを夏としています。
5月:夏の季語
6月:夏の季語
7月:夏の季語
8月:夏の季語
●秋
旧暦では立秋(八月八日頃)から立冬の前日(十一月六日頃)までを秋といいます。
新暦では九月から十一月までを秋としています。
8月:秋の季語
9月:秋の季語
10月:秋の季語
11月:秋の季語
●冬
立冬(十一月七日頃)から立春の前日(二月三日頃)までを冬といいます。
新暦では十二月から二月までを冬としています。
11月:冬の季語
12月:冬の季語
1月:冬の季語
2月:冬の季語