季語について


五月の季語

清和
(せいわ)
風薫る
(かぜかおる)
葉桜
(はざくら)
八十八夜
(はちじゅはちや)
新茶
(しんちゃ)
新樹
(しんじゅ)
若緑
(わかみどり)
新緑
(しんりょく)
端午
(たんご)
菖蒲葺く
(しょうぶふく)

(ふじ)
立夏
(りっか)
夏めく
(なつめく)
卯の花腐し
(うのはなくたし)
麦の秋
(むぎのあき)
小満
(しょうまん)
青嵐
(あおあらし)
万緑
(ばんりょく)
時鳥
(ほととぎす)
あやめ 薔薇
(ばら)
沙羅の花
(しゃらのはな)
田植
(たうえ)
早乙女
(さおとめ)
麦刈
(むぎかり)
上簇
(じょうぞく)
更衣
(ころもがえ)
生布
(きぬの)
蚕豆
(そらまめ)
初鰹
(はつがつお)

■立夏(りっか)

夏立つ(なつたつ)・夏に入る(なつにいる)・夏来る(なつくる)・今朝の夏(けさのなつ)

二十四節季の一つで、陽暦の五月五日、六日ごろに当たります。
佐佐木信網作詞の文部省唱歌「夏は来ぬ」には「うの花のにほふ垣根に 時鳥(ほととぎす) 早もきなきて 忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ」と歌われて、日本人には懐かしい季感の一つです。
とは言え、長い日本列島では陽気もまちまちで、暖かい鹿児島の五月上旬の平均気温が18.0度なのに、北国の旭川では8.9度にまでしか上がりません。


季語のページへ戻る