季語について


五月の季語

清和
(せいわ)
風薫る
(かぜかおる)
葉桜
(はざくら)
八十八夜
(はちじゅはちや)
新茶
(しんちゃ)
新樹
(しんじゅ)
若緑
(わかみどり)
新緑
(しんりょく)
端午
(たんご)
菖蒲葺く
(しょうぶふく)

(ふじ)
立夏
(りっか)
夏めく
(なつめく)
卯の花腐し
(うのはなくたし)
麦の秋
(むぎのあき)
小満
(しょうまん)
青嵐
(あおあらし)
万緑
(ばんりょく)
時鳥
(ほととぎす)
あやめ 薔薇
(ばら)
沙羅の花
(しゃらのはな)
田植
(たうえ)
早乙女
(さおとめ)
麦刈
(むぎかり)
上簇
(じょうぞく)
更衣
(ころもがえ)
生布
(きぬの)
蚕豆
(そらまめ)
初鰹
(はつがつお)

■麦刈(むぎかり)

麦刈る(むぎかる)・麦車(むぎぐるま)

麦刈のころは既には既に走り梅雨ですから天候を見計らって行います。
稲刈と違い麦刈の場合は穂の芒(のぎ)が体に入ると痛がゆいので、長袖シャツに、襟の釦(ぼたん)も掛けて行います。
蒸し暑さと埃の匂い、芒とのたたかいで、農作業の中でも最も辛い作業の一つです。
小麦の穂を両手で揉み、その種を口に含んで噛んでいると、グルテンの作用でガム状になります。
かつての学童の下校時には、こんな光景によく出会いました。


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