季語について


二月の季語

寒梅
(かんばい)
寒椿
(かんつばき)
日脚伸ぶ
(ひあしのぶ)
冬尽く
(ふゆつく)
春隣
(はるどなり)
節分
(せつぶん)
追儺
(ついな)
三寒四温
(さんかんしおん)
寒明
(かんあけ)
立春
(りっしゅん)
早春
(そうしゅん)
春浅し
(はるあさし)

(うめ)
余寒
(よかん)
冴返る
(さえかえる)
遅春
(ちしゅん)

(うぐいす)
雨水
(うすい)
魚氷に上る
(うおひにのぼる)
春めく
(はるめく)
凍解
(いてどけ)
春一番
(はるいちばん)
東風
(こち)
麦踏
(むぎふみ)
白魚
(しらうお)
公魚
(わかさぎ)
海苔
(のり)
春菊
(しゅんぎく)

■立春(りっしゅん)

春立つ(はるたつ)・春来る(はるくる)・春になる(はるになる)・立春大吉(りっしゅんだいきち)

一年365日を15日ずつに分けたのが二十四節気ですが、これは農業にかかわる気候の変化を暦に取り込んだ古代中国の暦法の一つです。
それをさらに5日ずつに分けたのが七十二候ですが、気候という言葉もここから生まれました。
立春は二十四節気の一つで、節分の翌日、陽暦(新暦)でいいますと、二月四日ごろに当たります。
陰暦(旧暦)では立春の前後が元旦に当たるので、十二月中の立春もあり、これを特別に年内立春、除日立春と呼んでいます。
主に曹洞宗ですが、禅家では立春の日「立春大吉」と書いた札を表に張ります。


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