季語について


二月の季語

寒梅
(かんばい)
寒椿
(かんつばき)
日脚伸ぶ
(ひあしのぶ)
冬尽く
(ふゆつく)
春隣
(はるどなり)
節分
(せつぶん)
追儺
(ついな)
三寒四温
(さんかんしおん)
寒明
(かんあけ)
立春
(りっしゅん)
早春
(そうしゅん)
春浅し
(はるあさし)

(うめ)
余寒
(よかん)
冴返る
(さえかえる)
遅春
(ちしゅん)

(うぐいす)
雨水
(うすい)
魚氷に上る
(うおひにのぼる)
春めく
(はるめく)
凍解
(いてどけ)
春一番
(はるいちばん)
東風
(こち)
麦踏
(むぎふみ)
白魚
(しらうお)
公魚
(わかさぎ)
海苔
(のり)
春菊
(しゅんぎく)

■春菊(しゅんぎく)

菊菜(きくな)・しんぎく・茼菊(しゅんぎく)・高麗菊(こうらいぎく)

秋に蒔くと早春には収穫でき、お浸し、和物、または鍋料理でその香りを堪能できます。
生長すると四月、五月ころに野菊に似た花をつけます。
原産地はヨーロッパといわれていて、わが国に渡来したのは、明国から戦国時代のころだろうと伝えられています。
主に関西地方で「菊菜」の名で重用されていましたが、東京近辺でも食べるようになったのは、そのずっと後です。
今では促成栽培の普及でいつでも手に入り、鍋物には欠かせない素材となりました。


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