季語について


二月の季語

寒梅
(かんばい)
寒椿
(かんつばき)
日脚伸ぶ
(ひあしのぶ)
冬尽く
(ふゆつく)
春隣
(はるどなり)
節分
(せつぶん)
追儺
(ついな)
三寒四温
(さんかんしおん)
寒明
(かんあけ)
立春
(りっしゅん)
早春
(そうしゅん)
春浅し
(はるあさし)

(うめ)
余寒
(よかん)
冴返る
(さえかえる)
遅春
(ちしゅん)

(うぐいす)
雨水
(うすい)
魚氷に上る
(うおひにのぼる)
春めく
(はるめく)
凍解
(いてどけ)
春一番
(はるいちばん)
東風
(こち)
麦踏
(むぎふみ)
白魚
(しらうお)
公魚
(わかさぎ)
海苔
(のり)
春菊
(しゅんぎく)

■日脚伸ぶ(ひあしのぶ)

日脚伸びる(ひあしのびる)

昼が最も短い冬至を過ぎますと、一日一日わずかずつ日が長くなり、一般にも「一日に畳一目ずつ」日が長くなるという言い方があります。
寒明けに近くなると、一層その思いが募るのも、寒さが厳しいゆえなのかもしれません。
本来の日脚とは、雲間や木立の間から差す日光を脚に見立てた言葉で、日矢と同じです。
「日蝕、雨降る。日脚見えず」のように古くから使われた言葉です。


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