季語について


二月の季語

寒梅
(かんばい)
寒椿
(かんつばき)
日脚伸ぶ
(ひあしのぶ)
冬尽く
(ふゆつく)
春隣
(はるどなり)
節分
(せつぶん)
追儺
(ついな)
三寒四温
(さんかんしおん)
寒明
(かんあけ)
立春
(りっしゅん)
早春
(そうしゅん)
春浅し
(はるあさし)

(うめ)
余寒
(よかん)
冴返る
(さえかえる)
遅春
(ちしゅん)

(うぐいす)
雨水
(うすい)
魚氷に上る
(うおひにのぼる)
春めく
(はるめく)
凍解
(いてどけ)
春一番
(はるいちばん)
東風
(こち)
麦踏
(むぎふみ)
白魚
(しらうお)
公魚
(わかさぎ)
海苔
(のり)
春菊
(しゅんぎく)

■三寒四温(さんかんしおん)

三寒(さんかん)・四温(しおん)・四温日和(しおんびより)

寒い日が三日も続くと、その後、比較的暖かな日が四日くらい続く現象です。
シベリア高気圧から吹き出す寒風にさらされる中国北部や朝鮮半島で言われる俚諺で、太平洋高気圧に支配される日本の気象には、そぐわない言葉です。
それでも季語とされるのは、三寒と四温を連続で考えずとも、寒い日が三日も続いたり、暖かい日がたまたま四日ほど続いた折りに「三寒四温」の発想を借りて、その繰り返しを思ってもよいからです。


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