季語について


二月の季語

寒梅
(かんばい)
寒椿
(かんつばき)
日脚伸ぶ
(ひあしのぶ)
冬尽く
(ふゆつく)
春隣
(はるどなり)
節分
(せつぶん)
追儺
(ついな)
三寒四温
(さんかんしおん)
寒明
(かんあけ)
立春
(りっしゅん)
早春
(そうしゅん)
春浅し
(はるあさし)

(うめ)
余寒
(よかん)
冴返る
(さえかえる)
遅春
(ちしゅん)

(うぐいす)
雨水
(うすい)
魚氷に上る
(うおひにのぼる)
春めく
(はるめく)
凍解
(いてどけ)
春一番
(はるいちばん)
東風
(こち)
麦踏
(むぎふみ)
白魚
(しらうお)
公魚
(わかさぎ)
海苔
(のり)
春菊
(しゅんぎく)

■公魚(わかさぎ)

わかさき・鰙(わかさぎ)・若鷺(わかさぎ)・桜魚(さくらうお)・雀魚(すずめうお)・あまさぎ・ちか・しらさぎ

淡水に生まれ、海に下って育ち、再び淡水に戻って産卵するところは鮭や鱒に似ていますが、湖沼に移植されて陸封魚となったものもあります。
真冬の湖上の氷に穴をあけて釣る“穴釣り”がもっとも知られていますが、春は網による漁が盛んで、産地として霞ヶ浦、琵琶湖、宍道湖などが有名です。
ものの本には、「駿河にすゝ゛めの魚、常陸にさくら魚、伯耆にしらさぎ、出雲にあまさぎといふ。
漢名しれず」と地方の呼び名を紹介していますが、東北、北海道ではちかと呼んでいます。


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