季語について


八月の季語

夏深し
(なつふかし)
涼し
(すずし)
夏の露
(なつのつゆ)
残暑
(ざんしょ)
天の川
(あまのがわ)
星月夜
(ほしづきよ)
夏の果
(なつのはて)
秋近し
(あきちかし)
秋隣
(あきどなり)

(せみ)
空蝉
(うつせみ)
蟻地獄
(ありじごく)
蜻蛉
(とんぼ)
鹿の子
(かのこ)
虫送り
(むしおくり)
盂蘭盆会
(うらぼんえ)

(おどり)
迎火
(むかえび)
初秋
(はつあき)
立秋
(りっしゅう)
秋され
(あきされ)
餞暑
(せんしょ)
処暑
(しょしょ)
新涼
(しんりょう)
盆の月
(ぼんのつき)
雁渡し
(かりわたし)
八月尽
(はちがつじん)

■盂蘭盆会(うらぼんえ)

盂蘭盆(うらぼん)・盆会(ぼんえ)・盆(ぼん)・盆供(ぼんく)・盆祭(ぼんまつり)・盂蘭盆経(うらぼんきょう)・迎盆(むかえぼん)・新盆(にいぼん)・初盆(はつぼん)

七月十三日から十五日(または十六日)までの魂祭ですが、農事の関係で地方では月遅れの八月に行うところが多く、毎年飛行機や列車が混む民族大移動の観を呈します陰暦の四月十六日から七月十五日まで、一室に籠って修行することを夏安居(げあんご)と言い、それを終えた僧の懺悔を自恣と言います。
盂蘭盆会の日に、その自恣僧に百味(美味・珍味)の供養をすると、餓鬼道にある両親や祖祖父の飢渇の苦しみが救われるという「仏説盂蘭盆会経」の教えによって行われる行事です。
現在では祖先の魂を祀るだけの意で行われています。


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