季語について


八月の季語

夏深し
(なつふかし)
涼し
(すずし)
夏の露
(なつのつゆ)
残暑
(ざんしょ)
天の川
(あまのがわ)
星月夜
(ほしづきよ)
夏の果
(なつのはて)
秋近し
(あきちかし)
秋隣
(あきどなり)

(せみ)
空蝉
(うつせみ)
蟻地獄
(ありじごく)
蜻蛉
(とんぼ)
鹿の子
(かのこ)
虫送り
(むしおくり)
盂蘭盆会
(うらぼんえ)

(おどり)
迎火
(むかえび)
初秋
(はつあき)
立秋
(りっしゅう)
秋され
(あきされ)
餞暑
(せんしょ)
処暑
(しょしょ)
新涼
(しんりょう)
盆の月
(ぼんのつき)
雁渡し
(かりわたし)
八月尽
(はちがつじん)

■迎火(むかえび)

門火(かどび)・魂迎え(たまむかえ)・精霊迎え(しょうりょうむかえ)・苧殻火(おがらび)・苧殻焚く(おがらたく)・樺火(かばび)・魂待つ(たままつ)

風習も地方によって違いますが、盂蘭盆会の初日の夕方、祖先の精霊を迎えるために、門前で焚く火を迎火と言います。
一般には苧殻を焚くので苧殻火とも呼んでいますが、地方によっては松の根や松葉、檜の皮、白樺の皮、麦稈などが使われます。
盆火をまたぐと厄除けになるとの伝えから、精霊と一緒にまたぎ、迎火から蝋燭に移した火を魂棚に供えます。
盆会の最終日に行う送火は逆の順をたどり、精霊を送り出します。
これも地方味よって異なります。


季語のページへ戻る