季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■端居(はしい)

夕端居(ゆうはしい)

室内の暑さをのがれ、日のかげった縁側や窓辺に寄り、涼をもとめながら寛ぐ様子を端居と言います。
所在ない時間を過ごすわけですから、日常の起居の中で見えなかったものに気付くことがあります。
横井也有の『鶉衣』には、「今宵一把の杉の葉をたいて、端居をここちよくせんとすれば」と出てきますが、ある年齢に達した人でないと堪能できない、至福の時間なのかもしれません。


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