季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■薫衣香(くのえこう)

くぬえこう・薫衣香(くんえこう)・百歩香(ひゃっぽこう)・黒方(こくほう)

着物に焚きしめる香のことで、沈香、白檀などに麝香を加えたり、沈香、丁子に麝香を調合して作る香のことです。
香道の発達に伴って、衣服に焚きしめる香にも工夫が凝らされ、連歌や茶の湯の席、座禅の際にも使われるようになりました。
薫衣香もまた、立ち昇る香りに誘われる重要な銷夏法だったことがうかがい知れます。


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