季語について


十一月の季語

秋寂ぶ
(あきさぶ)
秋の霜
(あきのしも)
釣瓶落し
(つるべおとし)
冷まじ
(すさまじ)
枯草の露
(かれくさのつゆ)
柳散る
(やなぎちる)
熊の架
(くまのたな)
蛙穴に入る
(かわずあなにいる)
立冬
(りっとう)
小春
(こはる)
冬めく
(ふゆめく)
冬日和
(ふゆびより)
小雪
(しょうせつ)
冬旱
(ふゆひでり)

(こがらし)
名の木枯る
(なのきかる)
霜枯
(しもがれ)
枯葉
(かれは)
朽葉
(くちば)
木の葉髪
(このはがみ)
冬紅葉
(ふゆもみじ)
帰り花
(かえりばな)
室咲
(むろざき)
茶の花
(ちゃのはな)
冬の鳥
(ふゆのとり)
七五三
(しちごさん)
酉の市
(とりのいち)
冬構
(ふゆがまえ)
敷松葉
(しきまつば)
冬耕
(とうこう)
麦蒔
(むぎまき)
葛湯
(くずゆ)
生姜湯
(しょうがゆ)
大根
(だいこん)
冬菜
(ふゆな)

■冬菜(ふゆな)

漬菜(つけな)・茹で菜(ゆでな)・冬菜畑(ふゆなばた)・冬菜飯(ふゆなめし)・冬菜売(ふゆなうり)・菜洗う(なあらう)・菜屑(なくず)

青菜が少なくなったとは言え、油菜、小松菜、体菜、杓子(しゃくし)菜、布袋(ほてい)菜、広島菜、野沢菜などがあって、これらを総称して冬菜と呼んでいます。
これらは、寒さが厳しくなると美味になる菜類です。
最も需要の多い白菜(はくさい)も冬菜の代表ではありますが、どの歳時期も「白菜」の別項目を立てています。


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