季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■浴衣(ゆかた)

湯帷子(ゆかたびら)・浴衣掛(ゆかたがけ)・初浴衣(はつゆかた)・藍浴衣(あいゆかた)・糊浴衣(のりゆかた)

湯帷子の略語として生まれたが浴衣です。
風呂と言えば今では浴槽式が当たり前ですが、風呂の語源は室ですから、江戸時代までは蒸風呂が主流でした。
その湯に入る時着たのが湯帷子ですし、そこから派生した浴衣の表記も合点がいきます。
後の浴槽式になってからは、男子は下帯、女子が腰巻を使用し、風呂褌・湯文字の名が生まれました。
ですから風呂敷の言葉も、濡れた衣類を包んだり、着替えの折敷いた布が語源です。


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