季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■海霧(じり)

海霧(うみぎり)・海霧(かいむ)・ガス

北海道の根室や釧路で霧笛でも聞こうものなら旅情も掻き立てられますが、漁業関係者や地元の人にとっては。
ありがたくもないものの代表がガスと呼ばれる海霧です。
六月から八月頃に発生する濃霧で、北海道の千島海域からベーリング海、オホーツク海の広い範囲で見られます。
とくにこの時期は北洋漁業の最盛期ですから、海難が案じられ、漁師仲間の間で、「時化は極楽、濃霧は地獄」と言います。
時化ならば漁を休めるから極楽なのでしょう。


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