季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■中元(ちゅうげん)

お中元(おちゅうげん)・中元贈答(ちゅうげんぞうとう)・盆礼(ぼんれい)・盆の回礼(ぼんのかいれい)・盆見舞(ぼんみまい)

中国では正月十五日と七月十五日、十月十五日を三元とし、上元、中元、下元と呼んでいました。
「元」は区切りの始めですから、日本でも上元と中元を小正月と盆の節供として受け入れました。
ことに中元は盂蘭盆会と結び付いて、礼を供養する日となり、近世になってからは、親類や知人が往来して、盆の贈り物をする風習が生まれました。
ですから上司が部下に貰う付け届けは、中元の名に恥ずべき贈り物です。


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