季語について


七月の季語

小暑
(しょうしょ)
半夏生
(はんげしょう)
盛夏
(せいか)
青田
(あおた)
夏の色
(なつのいろ)
炎昼
(えんちゅう)
夏の宵
(なつのよい)
短夜
(みじかよ)
大暑
(たいしょ)
極暑
(ごくしょ)
溽暑
(じょくしょ)

(ひでり)
蝉時雨
(せみしぐれ)
緑陰
(りょくいん)
逃水
(にげみず)
山滴る
(やましたたる)
夏野
(なつの)
滴り
(したたり)
夕凪
(ゆうなぎ)
海霧
(じり)
土用
(どよう)
虫干
(むしぼし)
草いきれ
(くさいきれ)
七夕
(たなばた)
星合
(ほしあい)
夏越
(なごし)
中元
(ちゅうげん)
暑中見舞
(しょちゅうみまい)
薫衣香
(くのえこう)
浴衣
(ゆかた)
風鈴
(ふうりん)
端居
(はしい)
打水
(うちみず)
暑気中り
(しょきあたり)

■溽暑(じょくしょ)

蒸暑し(むしあつし)・湿暑(しつしょ)

溽の字がそもそも蒸し暑いの意ですから、溽暑と書かれると、文字を見ているだけで汗が噴き出してきそうです。
溽暑はまた陰暦の六月の別称ですから、陽暦に直すと七月になり、ちょうど南から湿った風が吹き込むころです。
冷房のない時代の人達にとって、一年のうちでも一番耐えがたい月だったことでしょう。


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