季語について


十一月の季語

秋寂ぶ
(あきさぶ)
秋の霜
(あきのしも)
釣瓶落し
(つるべおとし)
冷まじ
(すさまじ)
枯草の露
(かれくさのつゆ)
柳散る
(やなぎちる)
熊の架
(くまのたな)
蛙穴に入る
(かわずあなにいる)
立冬
(りっとう)
小春
(こはる)
冬めく
(ふゆめく)
冬日和
(ふゆびより)
小雪
(しょうせつ)
冬旱
(ふゆひでり)

(こがらし)
名の木枯る
(なのきかる)
霜枯
(しもがれ)
枯葉
(かれは)
朽葉
(くちば)
木の葉髪
(このはがみ)
冬紅葉
(ふゆもみじ)
帰り花
(かえりばな)
室咲
(むろざき)
茶の花
(ちゃのはな)
冬の鳥
(ふゆのとり)
七五三
(しちごさん)
酉の市
(とりのいち)
冬構
(ふゆがまえ)
敷松葉
(しきまつば)
冬耕
(とうこう)
麦蒔
(むぎまき)
葛湯
(くずゆ)
生姜湯
(しょうがゆ)
大根
(だいこん)
冬菜
(ふゆな)

■七五三(しちごさん)

七五三祝(しめいわい)・千歳飴(ちとせあめ)

数え歳で、三歳と五歳の男の子、三歳と七歳の女の子の祝いで、十一月十五日には、美しく着飾ってお宮参りをしますが、近頃は子どもに奇抜な衣装を着せたり、母親が華美に着飾る傾向が見られます。
近世から行われた行事で三歳は髪置(かみおき)、五歳は袴着(はかまぎ)、七歳は紐落(ひもおとし)を行います。
十一月十五日に行うのは、陰暦の二八宿中の最吉日とされる「鬼宿(きしゅく)」だからです。
また十一月は農作業の終わる霜月祭の月でもあり、十五日は多くの祝祭日の重なる満月の日でもあったからです。


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