季語について


十月の季語

秋日和
(あきびより)
秋澄む
(あきすむ)
秋乾き
(あきがわき)
秋麗
(あきうらら)
色なき風
(いろなきかぜ)
寒露
(かんろ)
秋土用
(あきどよう)
霜降
(そうこう)
霧の帳
(きりのとばり)
漸寒
(ややさむ)
うそ寒
(うそさむ)
菊日和
(きくびより)
菊枕
(きくまくら)
秋の田
(あきのた)
稲刈
(いねかり)
稲干す
(いねほす)
稲扱き
(いねこき)
秋収め
(あきおさめ)
鹿の角切り
(しかのつのきり)
山粧う
(やまよそおう)
野山の錦
(のやまのにしき)
黄落
(こうらく)
紅葉狩
(もみじがり)
銀杏黄葉
(いちょうもみじ)
燕帰る
(つばめかえる)
秋の夜
(あきのよる)
秋思
(しゅうし)
秋興
(しゅうきょう)
秋意
(しゅうい)
身に入む
(みにしむ)
千秋楽
(せんしゅうらく)
秋果
(しゅうか)
新米
(しんまい)
新酒
(しんしゅ)

■秋土用(あきどよう)

土用は四季それぞれにあって、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間がそれに当たります。
中国の陰陽五行説では、一年を五分割し、春に木、夏に火、秋に金、冬に水をそれぞれ配し、五行の真ん中の「土」の73日を四分割した18日余を各季の終わりに配し、「土」気が働いて四季が始まるとしています。
秋で言えば立冬の前18日間が秋土用ですので、冬の準備がこの期間に働き始めるということです。
鰻が食べられる丑の日があるためか、夏の土用だけが知られています。


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