季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■福寿草(ふくじゅそう)

元日草(がんじつそう)

福寿草を元日に飾る風習は江戸時代の初期からで、松江重頼の俳書『毛吹草』にも、元日草の名で出てきます。
江戸の後期には栽培が流行し、品種改良も進んで、花色の多様さだけでなく、八重咲き、段咲き、大輪、細咲き、希咲き、絞り、瞿麦咲き、葉替りといった具合に花の姿、咲き方にも工夫が凝らされ、126もの品種が生み出されました。
「鬼が皆帰ると開く福寿草」(柳多留)と川柳に詠まれた“鬼”は、大晦日の夜まで追い回した借金取りのことです。


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