季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■寒の内(かんのうち)

寒(かん)・寒中(かんちゅう)

一月四日、五日の小寒に始まる30日間が寒の内で、この寒の間に寒の間に寒垢離や寒念仏といった仏教行事や、一般では寒稽古や寒中水泳などの耐寒訓練も行われます。
また、この厳しい寒さを利用して寒天作りや凍豆腐作りなども始まりますし、この時期に採れる海苔は寒海苔といって珍重され、葱の寒掘りは軟らかさでは天下一品です。
といった具合に、寒の厳しさを生かした仕事も、この時期に集中します。
「寒の内」の語感には、どこか生活の匂いがあります。


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