季語について


十二月の季語

大雪
(たいせつ)
冬ざれ
(ふゆざれ)
冬の虹
(ふゆのにじ)
短日
(たんじつ)
盤渉調
(ばんしきちょう)
冬の夜
(ふゆのよる)
冬の月
(つゆのつき)
冬凪
(ふゆなぎ)
ならい 空風
(からかぜ)
冬の霧
(ふゆのきり)
山眠る
(やまねむる)
枯園
(かれその)
水涸る
(みずかる)
初氷
(はつごおり)
波の花
(なみのはな)
冬眠
(とうみん)

(おおかみ)
冬木立
(ふゆこだち)
冬芽
(ふゆめ)
千両
(せんりょう)
冬籠
(ふゆごもり)
屏風
(びょうぶ)
火鉢
(ひばち)
湯婆
(ゆたんぽ)
湯気立て
(ゆげたて)
悴む
(かじかむ)

(ひらめ)
河豚
(ふぐ)
新巻
(あらまき)
師走
(しわす)
冬至
(とうじ)
柚子湯
(ゆずゆ)
歳暮
(せいぼ)
年用意
(としようい)
年の市
(としのいち)
門松立つ
(かどまつたつ)
注連飾る
(しめかざる)
小晦日
(こつごもり)
年越
(としこし)
年越の祓
(としこしのはらえ)

■屏風(びょうぶ)

金屏風(きんびょうぶ)・銀屏風(ぎんびょうぶ)・絵屏風(えびょうぶ)・枕屏風(まくらびょうぶ)・衝立(ついたて)

風を防いだり、儀式に用いたり、茶の湯の道具だったり、美術品としての障屏風だったりと屏風の用途は多岐ですが、もともとは字義通り「風を屏ぐ」道具だったわけです。
わが国への伝来は「日本書紀」の天武天皇朱鳥元年(686年)の条に、新羅からの進調品に屏風があったと記されていますから1300年も前のことです。
後に平安時代の貴族の寝殿造りの住居に屏風が使われていたことが、当時の日記文学の作品で知られます。


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