季語について


一月の季語

新年
(しんねん)
初春
(はつはる)
元旦
(がんたん)
初晴
(はつばれ)
初詣
(はつもうで)
鏡餅
(かがみもち)
淑気
(しゅくき)
初荷
(はつに)
七日正月
(なぬかしょうがつ)
松の内
(まつのうち)
七種
(ななくさ)
小正月
(こしょうがつ)
小寒
(しょうかん)
寒九
(かんく)
寒の内
(かんのうち)
冴ゆる
(さゆる)
大寒
(だいかん)
凍滝
(いてだき)
厳寒
(げんかん)
寒土用
(かんどよう)
寒昴
(かんすばる)
天狼
(てんろう)
霧氷
(むひょう)
雪しまき
(ゆきしまき)
雪明り
(ゆきあかり)
寒曝し
(かんざらし)
福寿草
(ふくじゅそう)

(ゆずりは)
水仙
(すいせん)
白鳥
(はくちょう)

■寒曝し(かんざらし)

寒晒(かんざらし)・寒晒粉(かんざらしこ)

寒の水に米などの穀類や馬鈴薯、生姜などを浸け、のちに陰干しにすることです。
とくに白玉粉で知られる寒晒粉は、糯米を石臼で挽いて粉にし、寒の水に浸け、毎日水を替えてから、陰干しにして寒気に晒して仕上げます。
このほか豆腐や餅を寒晒にした凍豆腐や凍餅も、広義の寒曝と言えます。
また、寒中に搗いた寒餅は日持ちがよく、寒中に搗いた米には穀象虫がわかないと言われ、寒搗きがよく行われました。


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