季語について


三月の季語

啓蟄
(けいちつ)
春雷
(しゅんらい)
春の風
(はるのかぜ)
春塵
(しゅんじん)
山笑う
(やまわらう)
春の雪
(はるのゆき)
雪崩
(なだれ)
雪の果
(ゆきのはて)
春光
(しゅんこう)
春の土
(はるのつち)
水温む
(みずぬるむ)
水草生う
(みずくさおう)
紫雲英
(げんげ)
木の芽
(このめ)
桃の花
(もものはな)
椿
(つばき)
鳥帰る
(とりかえる)

(つばめ)
田打
(たうち)
種蒔
(たねまき)
剪定
(せんてい)
桃の節句
(もものせっく)
お水取
(おみずとり)
春分
(しゅんぶん)
社日
(しゃにち)
彼岸
(ひがん)

(にしん)
菜の花
(なのはな)
摘草
(つみくさ)

■菜の花(なのはな)

花菜(はなな)・油菜(あぶらな)・菜種の花(なたねのはな)

面の菜の花畑は、春の房総地方の風物詩となっていますが、最近では観賞用に、土手や河原に蒔いて花季(はなどき)を楽しむところも増えてきました。
花は大根や蕪(かぶ)と同じように十字花ですが、その花軸を摘んで、辛子和やお浸し、塩漬けなどにして食べます。
しかし、葉菜類の中ではもっとも脂肪を含んでいるので美味には違いありませんが、開花前の蕾(つぼみ)を食べ過ぎると逆上(のぼせ)の原因ともなります。
種から搾った菜種油は大豆油と並び植物油の双璧です。
昔は灯火用にもこの油が使われました。


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