年中行事・記念日・祭り 解説文


春日大社:春日祭(かすがたいしゃ:かすがさい) 2022年 3月13日(日)

春日大社は藤原氏の氏社(うじやしろ:氏神をまつる神社)として創建されたという。
大社祭は藤原氏の栄華を反映して盛大に行われ、朝廷からは勅使が遣わされて、京都の葵祭、石清水祭とともに三勅祭(さんちょくさい)といわれました。
祭りでは古式を伝える数々の雅な神事が行われますが、一般の参拝者は参道からの拝観となります。
なお、かつては2月はじめの申(さる)の日に行われたため「申祭:さるまつり」とも言われています。

東大寺二月堂:お水取り春日大社:春日若宮おんまつり
の解説もご覧下さい。


十三参り(じゅうさんまいり) 2022年 3月13日(日)~5月13日(金)

京都、嵯峨の法輪寺に古くから伝わる有名な行事。
旧暦3月13日(新暦の4月13日)前後に、13歳になる少年少女が盛装し、福徳・知恵などを授かるため参詣します。
法輪寺の本尊、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は知恵授けの仏様として古くから知られています。
現在では3月13日から5月13日にかけてお参りが行われています。
この十三参りは、いまではほとんど見られなくなってきましたが、子どもに計り知れない知恵と福徳を授けてもらう目的で江戸時代は盛んに行われていました。なくなって欲しくない行事です。

七五三成人の日人生儀礼の解説もご覧下さい。


大相撲:三月場所[初場所](おおずもう:さんがつばしょ[はるばしょ])
2022年 3月13日(日)~3月27日(日)【3月の第2もしくは第3日曜日】

きりっと、まわしを締めた2人の裸の力士が、土俵で勝負する伝統の力技(ちからわざ)。
奈良時代から宮廷で行われ、いま一年6場所行われる日本の国技です。
行司は美しい和の装束、軍扇を用いて勝負を裁きます。
横綱の土俵入りは五穀 豊穣を願い、四股で地の邪気を祓う神事です。
最近、外国人力士が急増、エジプト人力士も現れ人気を呼んでいます。
儀式床しく礼を尊ぶ「相撲道」に感化され、日本国籍をとる力士も増加。
相撲は、ますますグローバルな競技に育って行くでしょう。

2022年度 大相撲 本場所
一月場所[初場所]  :1月9日(日)~1月23日(日)
三月場所[春場所]  :3月13日(日)~3月27日(日)
五月場所[夏場所]  :5月8日(日)~5月22日(日)
七月場所[名古屋場所]:7月10日(日)~7月24日(日)
九月場所[秋場所]  :9月11日(日)~9月25日(日)
十一月場所[九州場所]:11月13日(日)~11月27日(日)