月の満ち欠け、月名について


月の満ち欠け、月名について


新月
(しんげつ)
二日月
(ふつかづき)
三日月
(みかづき)
上弦・七日月
(じょうげん)
十三夜月・十三日月
(じゅうさんやづき)
小望月・十四日月
(こもちづき)
満月・十五日月
(まんげつ)
十六夜・十六日月
(いざよい)
立待月・十七日月
(たちまちづき)
居待月・十八日月
(いまちづき)
寝待月・十九日月
(ねまちづき)
更待月・二十日月
(ふけまちづき)
下弦・二十三日月
(かげん)
三十日月
(みそかづき)

俳句で単に月といえば、昔から秋の月をさすことになってます。
これは、月は四季それぞれの趣がありますが、秋は大気が澄み、いちだんと清らかさが増し、その美しさもここに極まるからです。
古来「雪月花」といわれ、月は春の花に次いで重要な風雅とされてきました。
月は太陽に照らされて、いつも半分だけが輝いています。
それを地球から見ると、光っている部分が増えたり、減ったりして満ち欠けをしているように見えるのです。 月の形は、地球と太陽の間に来たときが朔(新月)で、三日月、上弦の月をを経て、太陽と反対側へ月が来たときが望(満月)となります。
さらに下弦の月を経て再び朔(新月)へと、ほぼ29.5日で地球を一周します。
この周期を朔望月(さくぼうげつ)といいます。
この月の運行、満ち欠けに基づいて用いられたのがいわゆる太陰暦で、月は現代人よりもはるかに日々の生活に密着していました。