年中行事・記念日・祭り 解説文


国際婦人デー(こくさいふじんでー)
国際女性デー(こくさいじょせいでー)

2023年 3月8日(水)

女性の参政権獲得を目指して1904年(一説には1908年)のこの日にニューヨークの女性労働者が開いた集会を記念して、1910年の第2回国際社会主義婦人会議でドイツのクララ・ツェトキンらが女性の自由と世界平和を目指す行動の日を設けるよう提唱して始まりました。
日本では1923年に山川菊栄らによって東京・神田で講演会が開かれたのが最初です。
また、国連は国際婦人(女性)年の1975年に、この日を「国際婦人(女性)デー」と定めました。
以来、毎年国連事務総長がメッセージを発し、女性の充分かつ平等な社会参加の環境を整えるよう世界に呼びかけています。
なお、国によっては、この日を女性の祭りとするところもあり、ロシアでは国民の祝日「女性の日」であり、中国では「婦女節」という名の婦人の日となっています。


旧二の午(きゅうにのうま)
2023年 3月8日(水)【旧暦の2月の2回目の午の日】

2月の最初の午の日を初午といい、二番目の午の日を二の午、三番目の午の日を三の午といいます。
稲荷を祭る行司のことです。
この日は、全国各地の稲荷神社で祭礼が行われます。(初午祭り)
特に京都伏見の稲荷大社では、稲荷信仰の中心で名高く、この日、初午詣の人々で大いににぎわいます。(二の午、三の午と続ける地方もあります)
もともと稲荷は稲生(いなり)の意味であるとされ、農業神であった。
祭神は宇迦之御魂(うがのみたま)の神で、五穀をつかさどる農業神で、それが後世、商工業、漁業の神にもなっていった。
現在、初午の日には、「正一位稲荷大明神」と書いた赤い幟を立て、赤飯や油揚げを供えるのはキツネが稲荷神の使いであると信じられているからです。
また、初午は、江戸時代では、子どもが寺子屋へ入門する日でもありました。

2023年度 午の日(新暦)
初午:2月5日(日)
二の午:2月17日(金)
三の午:3月1日(水)

2023年度 午の日(旧暦)
旧初午:2月24日(金)
旧二の午:3月8日(水)
旧三の午:4月20日(木)