年中行事・記念日・祭り 解説文


春の全国火災予防運動(はるのぜんこくかさいよぼううんどう)
2023年 3月1日(水)~3月7日(火)

消防庁の主催で、1950年(昭和25年)から展開されている火災予防のための運動で、年に春と秋(11月9日~11月15日)の2回行われています。
空気が乾燥している春先は季節風が強いなど気象上の悪条件が重なって規模の大きい火災が起こりがちで、注意を喚起するために設けられました。

秋の全国火災予防運動の解説もご覧下さい。


国土緑化運動強化期間(こくどりょくかうんどうきょうかきかん)
2023年 3月1日(水)~5月31日(水)

1988年3月に「もっと緑に親しみ、緑の大切さを知ろう」と財団法人国土緑化推進委員会が創設しました。
都市や学校の緑化、水資源の造林、水害防止林の造成など公共的植樹や日本全土の緑化を推進する運動で「緑の羽根」の街頭募金で公共的植樹のための資金を募ります。


三の午(さんのうま)
2023年 3月1日(水)【2月の3回目の午の日】

2月の最初の午の日を初午といい、二番目の午の日を二の午、三番目の午の日を三の午といいます。
稲荷を祭る行司のことです。
この日は、全国各地の稲荷神社で祭礼が行われます。(初午祭り)
特に京都伏見の稲荷大社では、稲荷信仰の中心で名高く、この日、初午詣の人々で大いににぎわいます。(二の午、三の午と続ける地方もあります)
もともと稲荷は稲生(いなり)の意味であるとされ、農業神であった。
祭神は宇迦之御魂(うがのみたま)の神で、五穀をつかさどる農業神で、それが後世、商工業、漁業の神にもなっていった。
現在、初午の日には、「正一位稲荷大明神」と書いた赤い幟を立て、赤飯や油揚げを供えるのはキツネが稲荷神の使いであると信じられているからです。
また、初午は、江戸時代では、子どもが寺子屋へ入門する日でもありました。

2023年度 午の日(新暦)
初午:2月5日(日)
二の午:2月17日(金)
三の午:3月1日(水)

2023年度 午の日(旧暦)
旧初午:2月24日(金)
旧二の午:3月8日(水)
旧三の午:4月20日(木)