「ともいき暦」に使用されている用語の説明


●ともいき暦に親しみましょう。一日1回、ともいき暦を。
お日さまとお月さまという生命の根源に感謝し、水、土、木を大切にし、私たちのこの地球を生物多様性豊かな星に。
そして、“私たちが、人、そして自然と共に結び合い、助け合い、支え合い、譲り合って生きる”そういう社会づくりを目指しましょう。
生命を感じる、生きるという実感のある毎日を。ともいき暦はその道標です。


「和風月名」

旧暦における各月の日本風の名称のこと。
旧暦1年12ヶ月のそれぞれの名称は実にさまざまです。
これは日本独特の豊かな自然、そして季節感から生まれたものでしょう。
これらの語源には、さまざまの説があり、いまだに、はっきりしないことが多いのです。
和風月名が万葉時代から使われていたことは確かで、「万葉集」にも「武都紀(むつき)」もしくは、「牟都奇(むつき)」という今の一月を指す言葉が入った歌が詠まれています。
旧暦の和風月名は新暦に、そのまま置き換えられたものです。
季節のズレにお気をつけ下さい。


「雑節」

二十四節気の他に、季節を知らせるために暦に記載されているものが雑節である。
雑節と呼ばれる わけは、その起源が中国古代に起きた陰陽五行説に基づく迷信的なものや、日本で農業や漁業の 体験から作り出された実用的なものなど由来や性格が雑多であるためである。


「5節句」

江戸幕府によって制定された五節句の式日。
年中行事を行う日の中で、特に重要とされた日。(節日)
昔は節句は節供と書きました。
五節句は旧暦の日付のまま、新暦に置き換えられました。
季節のズレに注意して、五節句を感じてみましょう。


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