「ともいき暦」の春・夏・秋・冬と12ヶ月について


●ともいき暦に親しみましょう。一日1回、ともいき暦を。
お日さまとお月さまという生命の根源に感謝し、水、土、木を大切にし、私たちのこの地球を生物多様性豊かな星に。
そして、“私たちが、人、そして自然と共に結び合い、助け合い、支え合い、譲り合って生きる”そういう社会づくりを目指しましょう。
生命を感じる、生きるという実感のある毎日を。ともいき暦はその道標です。


うるう月(閏月)について

一年に十三ヶ月の年が19年に7回ありました。
月の満ち欠けの周期である平均朔望月は29.530589日であるから、これを基に暦月をたて、その十二ヶ月を一年とすると354.3671日となり、一太陽年の365.2422日より11日ほど短くなる。
したがって太陰暦と太陽暦が同じ一月一日に始まったとしても、太陽暦の12月20日には太陰暦の一年は終わって次の年を迎えることになる。
同じ日付でも季節は10日余り早くなるから、17年、18年たつと正月が真夏となってしまう。
これでは日常生活には不便であるので、季節と日付のずれが一定の範囲内におさまるように、19年に7回、一ヶ月余分に入れて一年を十三ヶ月とした。
この余分に挿入される月を閏月という。

そこで、このような「太陰暦」の欠点を直したのが「太陰太陽暦」なのです。
「太陰暦」の12カ月は1年の長さよりも11日短いため、3年経つと1カ月ほど季節がずれてしまいます。
このため、約3年に1度、1カ月を余分に入れることによって、季節と暦のズレを解消してきました。

このように余分に入れる月を閏月(うるうづき)といい、閏月を入れて「太陰暦」の欠点を直した暦を「太陰太陽暦」というのです。


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