二十四節気・七十二候


二十四節気

日本には何月何日というデシタルな暦とともに、「立春」とか「清明」「白露」などの美しい言葉で示される「二十四節気」という暦があります。
四季に恵まれたこの国では、「二十四節気」によって、自然の再生循環と季節の移ろいを身体全体で感じ、自然との共生をしてきたのです。

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七十二候

一年間を二十四等分して、それぞれにふさわしい名称をつけたものを二十四節気という。
そして、その節気の一つ一つをさらに三等分し最初の五日間を初候(一候)、次の五日間を次候(二候)、最後の五日間を末候(三候)として、一年間を七十二等分したものを七十二候という。
二十四節気と同様、それぞれの季節にふさわしい名を付けて時候の推移をあらわしたものということができる。

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明治の改暦(太陰太陽暦から太陽暦へ)

明治5年(1872年)11月9日、政府は突然改暦の詔書を発表しました。
それまで1000年以上も使用していた太陰太陽暦(二十四節気七十二候)を廃止し、太陽歴を採用すること。
来る明治5年12月3日を明治6年1月1日とすること。
時刻法を従来の一日十二辰刻制から一日24時間制に切り替えることを布達しました。
この年の11月は太陽暦と比べて、ちょうど一ヶ月遅れていて詔書の発表された11月9日は太陽暦の12月9日にあたっていました。
改暦の発表から実施までにわずか23日しかありませんでした。
11月9日は太陽暦の採用記念日です。


人と自然のコミュニケーション”二十四節気”もご覧下さい。