年中行事・記念日・祭り 解説文


長崎くんち(ながさきくんち)
長崎おくんち(ながさきおくんち)

2023年 10月7日(土)~10月9日(月)

長崎市諏訪神社の祭礼。(「長崎諏訪祭り」が正式名)
旧暦9月9日の重陽の日に行われる祭りを「御九日(おくにち)」といい、これが「くんち」になった。
現在は新暦に合わせ、時期をずらし月遅れに行われている。(「長崎おくんち」とも) 氏子の町民による出し物(奉納踊り)の披露が見ものです。
江戸時代、長崎の市街地は77町あり、それを7分割して各町が7年に一度、神前に出し物を奉納することになっていました。
その後、町の数や名前の変更はありましたが、7年に一巡制は現在も踏襲されています。
当番の町を「踊町:おどりちょう」といい、各町の出し物は踊りあり、曳き山あり、担ぎ物ありと多彩で、「竜踊:じゃおどり」「コッコデショ」「鯨の潮吹き」などが有名です。
市内を練るときには、踊町の到着を待ちわびる観客から「もってこ~い(待っているぞ、早く来い)」と声がかかります。

長崎ペーロン選手権大会の解説もご覧下さい。