年中行事・記念日・祭り 解説文


国際ボランティアデー(こくさいぼらんてぃあでー) 2022年 12月5日(月)

世界中の経済と社会開発の推進のための国際ボランティアデーです。
1985年に国連が制定した国際デーです。
国連では各国に対し、人々にボランティア活動の果たす役割の大きさを知ってもらい、より多くの人々が国内外でのボランティア活動に参加しようと思える気運を高めるよう、強く求めています。


水天宮:納めの水天宮(すいてんぐう:おさめのすいてんぐう) 2022年 12月5日(月)

福岡県久留米市水天宮、東京都中央区日本橋水天宮の祭礼です。
毎月5日には水天宮の縁日ですが、12月5日は納めの水天宮といって、その年最後の縁日ということで、一年の無事を感謝して古いお札を納めにくる参詣客で賑わいます。
水天宮は江戸時代より安産や水難除け、火災除けの霊験があるとされています。


あえのこと 2022年 12月5日(月)

石川県奥能登地方で行われる収穫行事です。
「あえ」は「饗」でもてなしの意です。「こと」は催事の意とされています。
その年の収穫を感謝して、見えない田の神がまるでそこにいるかのように振る舞い、もてなす行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
新嘗祭(にいなめさい)と同源の行事です。
家の当主が田の一角に立ち、田の神に話しかけて家に招き入れ、風呂を勧め、座敷で食事を供します。
田の神は目の不自由な夫婦神であるとするのが一般的で、ご馳走をひとつひとつ説明して食べていただきます。
饗応が終わると、お下がりを家族で分け合って食べます。
また、これらを簡略化して、神棚に赤飯や餅などを供えるだけの家もあります。
田の神は家で冬を越すとされ、翌年の2月9日に再び田へと送り出します。
これを「田の神送り」といいます。
なお、その他の地方では秋に田の神を出へ送り、春に迎えるという習俗が一般的です。

勤労感謝の日[新嘗祭]の解説もご覧下さい。