年中行事・記念日・祭り 解説文


北方領土の日(ほっぽうりょうどのひ) 2022年 2月7日(月)

北方領土は択捉島(えとろふ)・国後島(くなしり)・歯舞諸島(はぼまい)・色丹島(しこたん)の総称。
第2次世界大戦末期以来、4島はソ連、続いてロシアの統治下におかれてきました。
北方領土の日は4島の返還運動を推進するのと、国民に関心と理解を求めるための日として1981年に閣議決定されました。
北方領土は1855年2月7日に締結された日露通商友好条約で日本とロシアの国境は得撫島と択捉島の間とされ、択捉島から南は日本の領土として確認されています。

2012年(平成24年)6月、ロシアのメドベージェフ首相による国後島訪問。
同年8月、韓国の李明博大統領が竹島を訪問し、同8月、香港の活動家が尖閣諸島の魚釣島上陸を強行しました。
日本と三国との領有権問題は政府と政府の関係としての問題ばかりでなく、国民と国民、社会と社会の関係でもあります。
日本政府の深謀遠慮な外交手腕に期待すること大です。


旧七草(きゅうななくさ)・旧七日正月(きゅうなぬかしょうがつ)
2022年 2月7日(月)【旧暦の1月7日】

元日から始まる朔日正月(大正月)は7日で終わり、松も外されますが、望の日を始めとする古い正月(小正月)では、この七日が年取りの準備の日、つまり物忌(ものいみ)開始日にあたります。
ですからこの日に作る七種(草)粥(ななくさがゆ)は、疾病を祓う意味がありました。
正月7日、五節句の最初の日であり、「7日の節句」とも言います。
新暦の七草・七日正月は1月7日(金)です。

人日季語「秋の七草」の解説もご覧下さい。