年中行事・記念日・祭り 解説文


花まつり(はなまつり)
潅仏会(かんぶつえ)

2021年 4月8日(水)

旧暦4月8日に釈迦の誕生を祝して寺院で行われる法会。
仏生会・浴仏会などとも呼ばれます。
近年では花まつりという名称のほうが一般的です。
現在では東京、関東では4月8日に、関西では5月8日に行うところが多い。
なお釈迦の誕生日は4月8日と2月8日の二説があります。 寺院で行われる花まつりでは、花で飾った御堂(花御堂)をつくり、誕生仏を浴仏盆と呼ぶ水盤に安置し、竹の柄杓(ひしゃく)で甘茶を注いでお参りをします。
甘茶をかけるのは釈迦誕生の時、九つの竜が天から清浄の水を注ぎ、産湯を使わせたという伝説によります。
誕生仏は釈迦誕生の仏像で「天上天下唯我独尊」といって一方の手は天を指し、他方の手は地を指す姿です。
今年の旧灌仏会は日付変更です。

四万六千日の解説もご覧下さい。


旧三の午(きゅうさんのうま)
日付変更

2月の最初の午の日を初午といい、二番目の午の日を二の午、三番目の午の日を三の午といいます。
稲荷を祭る行司のことです。
この日は、全国各地の稲荷神社で祭礼が行われます。(初午祭り)
特に京都伏見の稲荷大社では、稲荷信仰の中心で名高く、この日、初午詣の人々で大いににぎわいます。(二の午、三の午と続ける地方もあります)
もともと稲荷は稲生(いなり)の意味であるとされ、農業神であった。
祭神は宇迦之御魂(うがのみたま)の神で、五穀をつかさどる農業神で、それが後世、商工業、漁業の神にもなっていった。
現在、初午の日には、「正一位稲荷大明神」と書いた赤い幟を立て、赤飯や油揚げを供えるのはキツネが稲荷神の使いであると信じられているからです。
また、初午は、江戸時代では、子どもが寺子屋へ入門する日でもありました。

午の日(新暦)
日付変更
日付変更
日付変更

午の日(旧暦)
日付変更
日付変更
日付変更