年中行事・記念日・祭り 解説文


二十日正月(はつかしょうがつ) 2021年 1月20日(月)

正月の終わりとなる節目で、正月の祝い納として仕事を休む、物忌みの日です。
この日をもって神祭りの月、すなわち正月としての行事は全て終了されるとされていました。
京阪神地方では、正月に用いた鰤(ぶり)の骨を二十日の間、酒粕の中に入れ、ゴボウ・大根などと一緒に煮て食べることから骨正月ともいわれます。
今年の旧二十日正月は日付変更です。


七福神詣(しちふくじんもうで)

新年に、七福神の社寺を巡拝して福徳を祈ること。
七福神祭り・七福詣ともいい、近年とみに盛んになってきています。
七福神は福徳をもたらす神として信仰される七体の神のこと。
七福神信仰が盛んになった近世中期以降は恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋(ほてい)・寿老人の七神をいいます。
それまでの仏教・民間信仰などで、福神として信仰されていたものが、経典の「七難即滅、七福即生」や竹林の七賢などにならい、室町時代になって「七」に整えられました。

十日戎の解説もご覧下さい。