和風月名 解説文


9月 長月(ながつき)

旧暦9月の異称を長月という。
新暦のほぼ10月にあたる。
夜が長くなるのを感じるころなので夜長月の略といわれるが、旧暦5月と並んで長雨の時季なので「ながめ」と称する物忌みの月だという説もあって一定しません。

※その他の9月の別称。
建戌月(けんじゅつげつ)・玄月(げんげつ)・菊月(きくげつ)・祝月(いわいづき)・詠月(えいげつ)・朽月(きゅうげつ)・菊間月(きくまづき)・紅葉月(もみじづき)・竹酔月(ちくすいづき)・寝覚月(ねざめづき)・青女月(せいじょづき)・色取月(いろどりづき)・小田刈月(おだかりづき)・季秋(きしゅう)・末秋(まっしゅう)・窮秋(きゅうしゅう)・残秋(ざんしゅう)・高秋(こうしゅう)・霜辰(そうしん)・季白(きはく)・無射(ぶえき)・終玄(しゅうげん)・授衣(じゅえ)など。


和風月名のトップへ戻る