1874年(明治7年)10月9日、世界22ヵ国の代表がスイスのベルンに集まり、万国郵便条約に調印しました。
万国郵便連合(UPU)の発足にちなんで1969年(昭和44年)に世界共通の「UPUの日」が設けられ、1984年(昭和59年)「世界郵便デー」と名称変更されました。
UPUの総会でアメリカの提案により、この日を中心にした一週間が「国際文通週間」と決められました。
1957年にカナダのオタワで開催された、第14回万国郵便連大会議で“世界の人々が文通によって相互理解を深めることで、もって世界の平和に貢献しようという目的の国際的週間です。
万国郵便連合(UPU)結成日である10月9日を含む1週間に設定されています。
世界的に見れば「国際文通週間」をテーマに毎年切手を発行している国に日本とタイ王国があります。
日本は1958年から毎年記念切手(特殊切手とされる場合も)が発行されています。
日本の国際文通週間切手は、当初は手紙をテーマとした切手を単発で発行される予定でしたがが、歌川広重の東海道五十三次「京師」が採用されたことから好評を博し、以来毎年発行されている恒例シリーズ切手となっています。