年中行事・記念日・祭り 解説文


ハロウィーン
(Halloween)

2023年 10月31日(火)

春分後の満月の次の日曜日がイースターです。
キリスト教で、万世節(ばんせいせつ:あらゆる聖人を記念する祝日、11月1日)の前夜祭。
古代ケルト暦では11月1日が新年で、10月31日は大晦日でした。
31日の夜には死者の霊がこの世に戻ってくると考えられており、大きな焚き火をたいて供物を奉げ、その火を家々に持ち帰って悪魔から身を守ったといわれています。
ケルトのこの民族的習慣がキリスト教の宗教行事と混合してハロウィーンが成立したと見られています。
アメリカでは、カボチャをくり抜いたランタンを作り、魔女やお化けに変装した子どもたちが「ご馳走しないと、いたずらするぞ。」などといいながら家々を回っては、お菓子などをもらう習慣があります。
近年、日本でも定着が進み、各地でハロウィーンパレードやハロウィーンフェスティバル」が行われています。


日本茶の日(にほんちゃのひ) 2023年 10月31日(火)

1191年(建久2年)、宋から帰ってきた栄西は、抹茶の元となるお茶とその飲み方を持ち帰っていました。
実は栄西の時代より前にお茶は伝来していましたが、当時は団茶と呼ばれる焦がす寸前まで炒り、粉にしてから固める飲み方でした。非常に苦いこともあって普及せず、遣唐使の廃止とともに廃れていたといわれています。そこで栄西は現在の日本茶に近い飲み方を持ち帰り、日本に喫茶文化を普及させたのです。お茶に関する日本最古の書「喫茶養生記」を記したのも栄西でした。

抹茶の日緑茶の日の解説もご覧下さい。