国際的に行われる労働者の祭典。
1886年5月1日に、アメリカ全土で8時間労働制などを求めた労働者のストライキが行われ、1889年の第2インターナショナル創立大会で、この日を記念して｢5月の日(May Day)｣として、正式に万国労働者団結の日と定めました。
翌年にはヨーロッパ各国で国際メーデーが開かれ、わが国では1920年に上野公園で第1回大会が開かれました。
戦時中は弾圧で禁止されていましたが、戦後1946年に復活しました。
1877年に西南戦争の傷病者を救済しようと佐野常民(1822年～1902年)らが赤十字社の前身・博愛社設立を政府に申請したが許可されませんでした。
そこで、直接、有栖川宮征討総督に｢博愛社｣設立の請願書を提出、やっと政府の許可が下り、請願書提出の5月1日を記念して設けられました。
1886年11月15日にわが国がジュネーブ条約に参加、翌1887年5月20日に博愛社から赤十字社と改称し、万国赤十字社同盟に加盟しました。
事業資金募集のため1950年から｢白い羽根運動｣がしばらく行われましたが、現在は年間500円以上、毎年の｢社員｣募集という形で続けられています。