和風月名 解説文


11月 霜月(しもつき)

旧暦の11月の異称、霜月という。
初霜は冬の初めにみられるから「霜月」の名は降霜(こうそう)のきびしい頃の感じです。
霜降り月の略とされるのが普通ですが、別説もいろいろあります。
「凋む月(しぼむつき)」あるいは「末つ月(すえつつき)」が訛ったものであるという説などがあります。

※その他の11月の別称。
建子月(けんしげつ)・暢月(ちょうげつ)・子月(しげつ)・達月(たつげつ)・復月(ふくげつ)・章月(しょうげつ)・霜見月(しもみづき)・雪待月(ゆきまちづき)・雪見月(ゆきみづき)・神帰月(かみきづき)・神楽月(かぐらづき)・天正月(てんしょうづき)・竜潜月(りゅうせんづき)・盛冬(せいとう)・正冬(せいとう)・広寒(こうかん)・陽復(ようふく)・短至(たんし)・三至(さんし)・天泉(てんせん)・周正(しゅうしょう)・黄鐘(おうしょう)など。


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