年中行事・記念日・祭り 解説文


国立公園制定記念日(こくりつこうえんせいていきねんび) 2022年 10月8日(土)

1932年(昭和7年)のこの日、前年に施行された「国立公園法」に基づいて、国定公園12か所(大雪山・阿寒・十和田・日光・富士・日本アルプス・吉野熊野・瀬戸内海・伯耆大山・阿蘇・雲仙・霧島)が選定されました。


足袋の日(たびのひ) 2022年 10月8日(土)

「足袋の日」は日本足袋工業懇談会が1988年(昭和63年)に制定されました。
10月は七五三・正月・成人式と、これから着物を着る機会が多くなるシーズンであり、末広がりで縁起の良い八日を「足袋(たび)の日」としたそうです。
足袋とは、日本固有の伝統的な衣類で、足に履くものであり、この足袋は大きく分けると座敷足袋(岡足袋)と地下足袋とに分かれる。
座敷足袋(岡足袋)は、洋服のくつ下にあたる、足を覆い包む和装小物であり、日本の伝統的な履物である下駄・雪駄などを履く際に用いられます。


阿寒湖まりも祭り(あかんこまりもまつり) 2022年 10月8日(土)~10月10日(月)

北海道阿寒町、阿寒湖畔で行われる祭りです。
天然記念物マリモ(球状になるコケの一種)を保護する目的で戦後に始められた祭りです。現在では、すっかり阿寒湖の祭りに定着しています。
地元を始め北海道各地のアイヌの人たちが集まり、前夜祭ではアイヌの歌や踊りが行われ、本祭では湖より取ってきたマリモを湖畔にしつらえた祭壇に供えて祈りを捧げます。
鶴の舞、剣の舞を披露し、その後、正装して丸木舟に乗ったアイヌの祭り人がマリモを湖に返します。湖畔には神秘的なムードが漂います。


十三夜(じゅうさんや)
2022年 10月8日(土)【旧暦の9月13日】

旧暦九月十三日に行う月見の行事。
十三日の夜の月を十三夜、後の月といいます。
十五夜の一ヶ月後であるところから「後の月」といい、名の月の最後の意味で「名残の月」とも呼ばれます。
十五夜とともに「二夜の月」といい、十五夜の「芋名月」に対して、枝豆や栗を備えるので「豆名月」とか「栗名月」の呼び名があります。
十五夜の月を見て、後の月を見ないのは「片見月」といって忌み嫌われた時代もありました。
「十三夜に曇りなし」の譬え通り、天気も安定する頃で、十五夜の月より見られる確立が高いといえます。

「満月の夜」の映像をご覧下さい。

十五夜十日夜の解説もご覧下さい。