浅草サンバカーニバルは、東京都台東区浅草で行われるサンバのパレード及びコンテストです。
日本で最大のサンバカーニバルのコンテストとして知られています。
浅草はかつて映画館や演芸など娯楽の一大中心地として名を馳せましたが、昭和30~40年代にはすでに街の活気が下火になりつつあったことから、浅草に若者を呼び戻そうと1981年に始まったもの。
浅草の商店街や観光連盟などが読売新聞社を通じて、兵庫県神戸市がすでに神戸まつりでサンバパレードを行っていたので、神戸まつり関係者にコンタクトを取ってそのアイディアを浅草サンバカーニバルに流用したというのがはじまりです。
今や、東京下町の夏の風物詩として知られ。各地から多くのチームが参加し、それぞれのテーマにあわせた衣装を身につけて、サンバのリズムに合わせ華麗に行進し、見物客も50万前後という賑わいを見せています。
浅草神社:三社祭の解説もご覧下さい。
「生子(いきこ)神社の泣き相撲」は子供の健やかな成長と、無病息災を祈願して開催される奇習(伝統)行事で、国選択無形民俗文化財に指定されています。
安産子育ての守護神を祀る、生子(いきこ)神社の境内にて、役員氏子がまわし姿の力士に扮し、東西から幼児を抱きかかえ土俵に上がります。
そして、掛け声と共に頭上高く3回ほど持ち上げて取り組ませます。
昔から「泣く子は育つ」と言われているため、もともと先に泣いた方が勝ちとされていましたが、現在は勝ち負けを決めていません。
ちなみに、「泣き相撲」は全国各地で行われています。