年中行事・記念日・祭り 解説文


横手かまくら(よこてかまくら) 2022年 2月15日(火)~2月16日(水)

秋田県横手市横手公園で行われます。
「かまくら」とはかまどの形をした雪室のことです。
雪を固めてつくった雪洞に祭壇を設け、御幣を立てて水神を祀ったものです。
祭りの当日は、子どもたちが水神にお供え物をし、かまくらの中で餅を焼いたり、甘酒を飲んで楽しい夜を過ごします。


春一番名づけの日(はるいちばんなづけのひ) 2022年 2月15日(火)

気象庁によると「春一番」の語源については、石川県能登地方や三重県志摩地方以西で昔から用いられたという例を挙げ、諸説があるとしつつ、安政6年(1859年)2月13日、長崎県壱岐郡郷ノ浦町(現・壱岐市)の漁師が出漁中、おりからの強風によって船が転覆し、53人の死者を出して以降、漁師らがこの強い南風「春一」または「春一番」と呼ぶようになったと紹介しています。
一方で、長崎県では、この事件以前から郷ノ浦町で「春一」と呼ばれていたものが、事件をきっかけに広く知られるようになったそうです。
なお、「春一番」という語の新聞での初出は、1963年(昭和38年)2月15日の朝日新聞朝刊での「春の突風」という記事であるとされ、このため2月15日は「春一番名付けの日」とされています。


旧小正月(きゅうこしょうがつ)
2022年 2月15日(火)【旧暦の1月15日】

元旦に始まる朔日正月を大正月というのに対して、1月15日の望日正月を小正月と呼びます。
この日は、木の枝にもちや団子を刺して豊作を祈願したり、養蚕の盛んな地方では、餅で繭玉を作って吊ります。
また小豆粥を炊き作物の豊凶を占う「粥占(かゆうら)」を行うところもあります。
作物の予祝につながる沢山の行事がこの日に行われます。
新暦の小正月は1月15日(土)です。